2008年03月09日

[鑑賞]002:次(〜122)

次々に色をつぎ足すパレットに僕の持ち得る自由のすべて(はらっぱちひろ)

次の方どうぞと言われ入ったら真っ暗闇を落下して行く(新井蜜)

この次は今の僕より何かしら欠けているだろう 黙る三日月(駒沢直)

やわらかく押しても痛む夜の爪らっぱすいせん次々に鳴る(水須ゆき子)

プラチナの輝きをもつ嘘ばかり次々に生むセンセイの舌(田丸まひる)

次は君と一緒に来れますようにってマーキングして歩くよ世界(宮田ふゆこ)

かなえたい夢のためではないにせよ 次は洗顔 次は歯みがき(丸山汰一)

駒沢直さんの歌、すきだー。
posted by あや at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 題詠100首2008:鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[鑑賞]001:おはよう(〜133)

読む方もしたいよねということで今年も鑑賞という名の蒐集。
とはいえ、完全右脳人間なので気の利いたコメントなんてまったくなく、ただ好きな歌をあつめるだけ。
本来なら技術的なことも学ぶべきなんだろうな…

おはようと言葉を交わす今朝ふたり生まれたばかりのような姿で(椎名時慈)

牛乳を飲むだけだからあてのないおはようなんて言わなくてよい (鳥獲)

おはようからおやすみまでに口を出すあの百獣の王を何とかしたい (やましろひでゆき)

おはよう、と声をかけたら新しい日のものとなれおはよう、わたし (末松さくや)

東京に春降る雪はべたべたでほらおはやうがもう泥まみれ (酒井景二郎)

キングオブおはよう短歌は穂村弘の「朝の陽にまみれてみえなくなりそうなおまえを足で起こす日曜」だと思うのです。題詠じゃないけど。
posted by あや at 14:56| Comment(1) | TrackBack(0) | 題詠100首2008:鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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